「SQL Serverがリモート接続を許可するように構成」する手順

SQL Server2014です(´ω`;)

別のマシンのSQL Serverへアクセスしようとしたらこんなエラーが出ました。

SqlException: SQL Server への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しました。サーバーが見つからないかアクセスできません。インスタンス名が正しいこと、および SQL Server がリモート接続を許可するように構成されていることを確認してください。 (provider: Named Pipes Provider, error: 40 - SQL Server への接続を開けませんでした)

で、「リモート接続を許可するように構成」を行ったら、接続できるようになりました。

 

リモート接続を許可するように構成する手順は↓を参考にしました。

SQL Serverへリモート接続するために必要な設定 | データベース アクセス ブログ

1. SQL Server Management Studio チェックをオン
2. SQL Server 構成マネージャー 有効
3. SQL Server Browser 起動
4. SQL Server (MSSQLSERVER) 再起動

 

SQL Server Management Studioで設定変更

接続したいほうのマシンでSQL Server Management Studioを開き、
オブジェクトエクスプローラーからサーバー(ドラム型アイコンがついている)を右クリック>プロパティ>接続
「このサーバーへのリモート接続を許可する」のチェックをオンにする。

SQL Server 構成マネージャーで設定変更

SQL Server2014だとスタートメニューにSQL Server 構成マネージャーがない…!

Windows 10 にインストールした SQL Server で構成マネージャーを起動する方法 - Project Group
を参考に実行ファイル名を直接指定して実行しました。切ない…2019ではスタートメニューからアクセスできたんだけど。SQL Serverのバージョンによって実行ファイル名が違うとのことで、2014の場合は「SQLServerManager12.msc」。

 

「Windwos+R」で「ファイル名を指定して実行」を起動して、2014なら「SQLServerManager12.msc」をペーストしてエンター。無事に起動しました。

 

SQL Serverネットワークの構成>MSSQLSERVERのプロトコルTCP/IP
右クリックから「有効化」を選択して有効にします。

 

SQL Server Browserを起動

タスクバーのWindowsアイコンの近くにある検索アイコンから「サービス」を検索してサービス画面を開きます。

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SQL Server Browser」を右クリックして「開始」で起動したいのですが、グレーアウトしていて選択できない…

 

SQL Server Browser を起動する方法 | 猫型iPS細胞研究所

↑のとおり、「SQL Server Browser」を右クリックして
プロパティ>全般>スタートアップの種類>「手動」に変更して「OK」
そうすると「開始」が選択できるようになった。
ということで、「SQL Server Browser」を「開始」で起動します。

SQL Server (MSSQLSERVER)の再起動

再起動しないと設定変更が反映されませんでした。

サービス画面から「SQL Server (MSSQLSERVER)」を右クリックし「再起動」。

 

以上で設定が完了し、接続できるようになりました。

 

接続できているかの確認は、SQLServerマネジメントスタジオでの確認が手軽でした。サーバー接続時のサーバー名にコンピュータ名かIPアドレス入れたら接続できるときは開けます。